赤ちゃんの成長とともに、母乳やミルクから離れていく「断乳」「卒乳」。
でも、「いつから始めればいいの?」「どう進めたらいいの?」と迷う親御さんはとても多いです。
この記事では、断乳の進め方・親が心がけたいポイントを整理してご紹介します。さらに、実際の体験コメントもあわせて載せていますので、ぜひ参考にしてください。

セブン(息子)のとき、断乳に挑戦して本当に苦労しました…。でも二人目キティ(娘)はスムーズに卒乳できて、子どもによって全然違うんだと実感しました。
断乳とは?


断乳とは、母乳やミルクを親の判断でやめることを指します。
赤ちゃんが自然と飲まなくなる「卒乳」とは違い、断乳は親がきっかけを作り、計画的に授乳を終える方法です。
母親の体調や生活リズム、社会復帰、子どもの成長段階などを踏まえて「そろそろやめよう」と決めるケースが多くあります。



2歳保育園入園後のGW休暇を使って断乳を決めました。最初の数日は泣き続けていて心が痛みましたが、1週間ほどで諦めがついたのか、落ち着きました。
断乳を考えるきっかけ
断乳を決意する理由は家庭によってさまざまです。
• 職場復帰が近づき、保育園生活に備えたい
• 母乳やミルクを欲しがりすぎて全然ご飯を食べない
• 噛むようになった、乳腺炎を繰り返すなど母体の負担が大きい
• 夜中に何度も起きて授乳しなければならず、親の睡眠不足が深刻
「まだ小さいのに…」と葛藤する親も多いですが、断乳は決してネガティブなものではありません。
むしろ次のステップに進むための前向きな選択でもあります。



タリさん(妻)は乳腺炎に何度もなり、悩まされていました。あと、お酒が好きな方だと早く断乳したいとなるそうですよ。
断乳の準備


断乳には「覚悟」と「計画」が欠かせません。
• タイミング:一般的には1歳前後〜2歳くらいに考える家庭が多い
• 心の準備:泣く、寝ない、ぐずるのは当たり前と割り切る
• サポート体制:母親だけで抱え込まず、父親や家族に協力をお願いする
また、断乳後の母体は乳房が張ったり痛みを伴うこともあるため、搾乳や冷やすケアを準備しておくと安心です。



断乳を始めた時のセブン(息子)の寂しそうな顔は今でも忘れられません。
唯一無二の安心を失ったセブンは可哀想で見てられません。しかし、それをも断ち切って、前に進みましょう。
断乳の進め方


断乳のステップ断乳の方法は大きく分けて2つあります。
段階的に減らす方法
授乳回数を少しずつ減らし、最終的にゼロにするやり方です。子どもへの負担は比較的少なく、スムーズに進みやすいです。
一気にやめる方法
ある日を決めて、授乳を完全にやめるやり方です。数日は泣き続けることもありますが、慣れるのも早いというメリットがあります。
夜間断乳から始める方法
まずは夜だけ授乳をやめて、昼は続けるパターン。母親の睡眠確保のために選ぶ人も多いです。



たばこやお酒など依存性のあるものと近い気がしていたので、我が家は2人とも長期休暇の時間に余裕のある時に、一気にやめました。効果的だったのは、事前に後何日でおっぱいとはさよならだよ。と何度も説明したことでした。
辛そうな顔をしながらも、うん。。と頷いていました。
断乳後に起こること


断乳には「その後のケア」も大切です。
• 子ども側:夜泣きが増える、情緒が不安定になる、抱っこをせがむ
• 母親側:乳房の張り、しこり、乳腺炎のリスク
• 親子関係:授乳に代わるスキンシップ(抱っこ・歌・語りかけ)が必要
最初はつらくても、数日〜数週間で落ち着いていくケースが多いです。



断乳は子どもだけでなく、親にとっても大きな節目。
体が楽になる反面、寂しさも。
まとめ
断乳は「正解がひとつではない育児」の代表例です。
• 断乳するタイミングも方法も、家庭ごとに違っていい
• 最初は泣いても、必ず落ち着いていく
• 断乳は親子の新しい成長の一歩
「やって良かった」と思える日は、少し先に必ずやってきます。



断乳も卒乳も、振り返ればあっという間。迷っている時間も含めて、子どもとの大切な思い出になっています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。