育児のリアル話#2|セブン(息子)日常的に叩かれて怪我、噛み合わない先生との話※2歳時の言語能力音声あり

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こんにちはワンマイルです。
前回は2歳になったばかりのレイトトーカー息子が保育園に入園し、クラスの子から繰り返し暴力を受けていたこと、その様子を目の当たりにしたエピソードを書きました。

今回はその後の保育園とのやり取り、実際に受けた怪我、当時の言語の様子について書いていきたいと思います。

目次

発表会後、保育園との話し合い

発表会が終わったある日。担任の先生との連絡ノートに感想を書く機会がありました。保育園で息子が日常的に暴力を受けていると感じたこと、先生の目が行き届いていないと感じたことを、つい率直に書いてしまいました。

謝罪を求める気持ちはなかったのですが、もしかしたらモンスターペアレントだと思われていたかもしれません…。

後日、担任の先生から「一度お話しましょう」と連絡があり、保育園を訪問することになりました。

担任の先生との話

保育園を訪れると、発表会で息子の様子を見ていた先生がいて、
「この度はセブンくんのことでご心配をおかけし…。」と
謝罪の言葉がありました。でもその表情はどこか曇っていたようにも見えました。

担任の先生との面談では「発表会でのこと、すみません。でもセブンくんは普段、みんなと楽しく遊んでいます。その様子も今後ぜひ見てもらえれば!」と笑顔で話されました。

若くて明るい先生でこちらも話やすかったのですが、返ってくる言葉はどれもふわっとしていて、具体的な改善案は見えませんでした。

この時から僕の中に「本気で向き合ってくれているのかな?」という疑念が芽生え始めていました。

おもちゃで鼻を殴られた日


その後も、息子のほっぺたが赤くなっていたり、お迎えの時に先生から軽く「ちょっと当たっちゃって…」と報告を受けたり、暴力が続いていることは明らかでした。

お迎えの時間が近づくと「また今日もやられていないかな」と心配でしかたがなかったのを覚えています。

ある日、お迎えに行った妻から写真が送られてきました。
「鼻の上に、赤い筋の傷ができてる…」

おもちゃで叩かれたとのこと。これがもし目に当たっていたら…と想像するだけでゾッとしました。

保育園側の方針として、怪我があった場合は両方の保護者に伝え、謝罪などのやり取りにも介入するとのことでした。

「申し訳ないとおっしゃっていたので、後ほど謝罪の連絡があると思います。」と言われたものの、その日は連絡なし。

翌日くらいに妻に「すみませんでしたー」と軽いノリでメッセージが来たのを記憶しています。(この子には頻繁にやられていたのでもう細かい記憶は曖昧になっています…😅)

そのとき僕は先生に、 「セブンは言葉が話せませんし、体も周りと比べて二回りくらい小さい。だからこそ、周囲との体格差も含めて注意深く見ていただきたい」とお願いしました。

変わらない毎日、薄れていく期待

その後も、報告のない傷が絶えませんでした。引っかき傷、つねられたような痕…。月に一度くらいの頻度で明らかに痕の残る傷を負って帰ってくる状況が続きました。

加害していた子は、いつも決まった子でした。保護者とは送り迎えで何度も顔を合わせましたが「ほんまにすみませ〜ん」と軽く謝るだけで、他人事のようでした。

なんとかこの状況を改善したいと、何度も先生と話し合いの場を持ちました。でも結局は毎回”ふんわりとした謝罪”で、不思議そうな顔で「普段は楽しく遊んでいます。」の一点張り。根本的に状況が改善することはありませんでした。

先生たちの本心も見えず、「どうせ”おもちゃ貸して”も言えないんだから仕方ないじゃん。」って思われてるのかな。と考えてしまう自分もいて。親としても辛い日々が続きました。

当時の言語能力について

入園当時2歳時の発話の音声です。機嫌が良い時は「ぱーっ」「ぱぱぱぱぱぱ」と言い、何かを知らせたいときは、「あーっ!あーっ!」とよく口にしていました。今聞くと涙が出そうになります。

ワンマイル

話せるようになった後に教えてくれましたが、靴を隠されたり仲間はずれにされたり、度々嫌がらせもされていました。本当によく耐えて成長してくれたなと心から思います。

■最後に

当時の出来事をこうして書くと、読む方によって感じ方はきっと違うと思います。「これくらいで怒るのは過保護では?」と思う人もいれば、「それは改善を求めるべき」と思う人もいるかもしれません。このブログでは私が実際に感じた印象をそのままに書いていきたいと思っています。

次回は、そんな息子に少しずつ訪れはじめた「変化」について書きたいと思います。耐えるしかなかったというのが現実かもしれませんが、セブンは成長しました。そして素晴らしい先生との出会いもありました。

ワンマイル

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。

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